不動産

賃貸物件のトイレリフォーム!知らないと数百万円の損失⁉︎大家さん必見

リフォームで一番お金がかかる所ってわかりますか?それは水回りです。

物件を購入する際、水回りがちゃんとしていれば安くリフォーム費用がおさまりますし、逆に水回りがダメだと、数十万、数百万かかってしまいます。

せっかく物件を安く買えても、修繕で数百万かかってしまっては意味がありませんよね。

そこで今回、リフォームでお金がかかる「水回り」それの「トイレ編」ということで解説して行きます。

この記事を見れば割高な物件を掴むことなく、万が一お金がかかってしまう物件を買ってしまっても安く仕上げる方法を紹介します。

汚水処理施設の種類

まず初めに「汚水処理施設」の種類を解説します。「汚水処理施設」とはなんぞや⁉︎と思われるかと思いますが、簡単に言うと

「下水道」「浄化槽」「汲み取り」

のどれですか?ということです。

今はほとんど使われることのない「汲み取り」いわゆるボットントイレですが、古い物件なんかは結構あったりします。

構造などの話は省きますがおすすめ順で言うと、

下水道>浄化槽>汲み取り

です。万が一物件が汲み取りの場合は客付にも影響がありますし、水洗にするにもとてもお金がかかります。

以前、内覧にいった物件で汲み取りの物件があり、近くに下水道も通っていない地域でしたので浄化槽導入を考えたのですが、浄化槽導入するのに約100万円近くかかることがわかり物件購入は諦めました。

このようにトイレ関係はとてもお金がかかりますので十分注意が必要です。


下水道の注意点

上記の3種類の中で一番オススメなのが「下水道」です。ですがこの前こんな事がありました。

物件概要書には「下水道」と記載があったので「下水道通っているんだ〜いいな!」

と思っていざ内覧をしたら、下水道は前面の道路までで、物件までは引き込みされていなかったのです。

下水道の引き込み費用はもちろん家主負担なので物件まで引き込む費用を払わなくてはいけません。

そこは旗竿地で前面の道路から物件まで20メートル以上はあったのでここまで下水道を引っ張る工事をするのはめちゃめちゃ費用がかかるので(見積もりは取ってません)その物件購入も諦めました。

下水道はオススメですが下水道を引き込む工事は結構高いのでしっかりと引き込みまでされているか確認が必要です。

補足:下水道引き込み工事は市が認定している工事会社でなければいけないため、工事する際は一度、市に問い合わせした方がいいです。

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浄化槽について

浄化槽にも注意点が2つあります。

1つ目が汲み取りです。浄化槽の仕組み上、年に1回以上は汲み取り作業が必要になります。その際汲み取り費用が発生しますので気をつけてください。ほとんどの大家さんは入居者さん負担にしている方が多いです。

2つ目が「浄化槽のエアーポンプ」です。浄化槽に空気を送るポンプなのですが機械なので壊れます。5年で壊れたと言う方もいれば10年以上使えていると言う方いますので寿命についてはまちまちです。

この浄化槽のエアーポンプですが機械自体は1万円以下で買えてしまいます。しかも設置も簡単ですので費用を抑えたい方はDIYでチャレンジしてみてください。

汲み取り

一番厄介なのがこの「汲み取り」のトイレです。

汲み取り式のトイレは入居者からは嫌われますし、汲み取り頻度も浄化槽より多いためとてもめんどくさいです。

かといって汲み取り→浄化槽に変えるのにもとても費用がかかりますし安く済ましたいのが大家さんの本音だと思います。

そこでオススメなのが簡易水洗トイレにしてしまうやり方です。

構造は汲み取り式トレイのままですがトイレの便器自体を水洗トイレに変えてしまうのです。


簡易水洗便器(手洗い付) ソフィアシリーズ FZ300-H07-PI ダイワ化成 パステルアイボリー

これに変えることによってまるで水洗トイレのようになり、あのボットン

トイレの怖い感じ?がなくなり、清潔感もよくなります。

しかもトイレの便器自体は5万円で買えますのでとても安く仕上がります!DIYで簡易水洗トイレを設置されている大家さんもいますので参考までに。

https://www.youtube.com/watch?v=7HwK2IRPNbA 動画引用:【不動産投資家】ヤンチャ大家a.k.aふかぽんTVshow

まとめ

どうでしたか。購入した物件のトイレがそのまま使えば一番いいのですがそう言うわけにもいかない事が多いと思います。

下水道を引くのにも浄化槽を設置するのにも高い費用がかかるので注意が必要になってきます。

安く済ませる方法をご紹介しましたので、少しでもお力になれたら幸いです。

 

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