こんにちはヨーヤ(@yoya45masa)です。
みなさんは火災保険に加入されている方がほとんどだとは思いますが、たまに保険料を払うのが嫌という理由、そもそも必要性を感じていない方などがおり、未加入という方がいらっしゃいます。
また火災保険は入居者が入っていれば大丈夫と勘違いしている方もいます。今回大家からの目線で火災保険加入のメリットや必要性などをお伝えできたらなと思います。
目次
大家さん自身も火災保険加入は必須
冒頭でもお話した通り、「火災保険は入居者が入るものだ」と勘違いしている方がいらっしゃいますがこれは半分正解で半分不正解です。
例えば、入居者さんが原因で起きた火災に関しては入居者さんが賠償責任を追う事になりますが、設備トラブルでの火災(例えばブレーカーの漏電など)で起きてしまった事故に関しては大家さんの責任になってしまうのです。
また火事だけではなく、建物の設備トラブルでの事故(外壁が落ちたり)で入居者さんや他人に怪我をさせてしまった場合、全ての責任は大家さんに来ますので、怪我をしてしまった方の入院費や治療費、給料保証や最悪の場合慰謝料請求などの責任を追う事になります。こう言った事故に関しても補償される火災保険の加入は、必須になっていきます!
火災保険と言っても保証は火災だけではない!
実は不動産投資を始める前、火災保険と聞いたら火災だけの保証?と無知な私は最初思っていました。ですがいざ保険屋さんから保険の話を聞いたら火災だけではなく色々な自然災害に対応してくれるのを知りました。w
私は「東京海上日動」の火災保険に加入しているのですが、
・風災リスク
・水災リスク
・盗難、水漏れ等リスク
・破損等リスク
と5つの事故に対しての保証をしていただけるみたいです。この事故の保証に関してはどこの保険会社も大差はないと思います。
ただ注意が必要なのが、「火災保険=上記の5つの保証」という訳ではなく、この5つの中から自身で選ぶようになっています。
例えば、物件の位置が川の近くで昔、氾濫も起こっているような物件に関しては水災リスクに加入したり、雪が降る地域なら風災(雪災が含まれる)に加入したりと物件によって入る保証を変える形になります。
※保証を増やせば増やすほど保険料は高くなります。私は火災、風災は加入必須にしています。
地震保険の旨み
ほとんどの方は知っていると思いますが、地震保険は火災保険に加入しないと加入することができません。地震保険のみで加入することはできません!
この地震保険なのですが、私が所有している物件は南海トラフ地震を直に受ける地域なので必ず加入しています。
いざ加入してわかったことなのですが、保険にはいざ災害が起こった時にいくらまで保証してもられるのかという保険の支払い限度額を決めることができます。(もちろん限度額を上げれば保険料は高くなる)
私は物件を安く購入しているので、不謹慎ですが地震で建物が倒壊してしまったとしても購入した金額よりも多く保険料が支払われる形になります。
災害が起こらないことが一番ですが、リスクヘッジするのも投資家としては必要だと多いますので地震保険も加入は必須だと思います!
実際に保険を活用する時がきた!
実は1軒目を購入し、リフォーム完了後台風被害にあいました。この時は入居募集中だったので空室のタイミングでした。台風被害と言ってもポストが壊れてしまった程度で済みました。
このポストは元々備え付けの物でしたが、台風被害で壊れたのは確実だったので一応、保険会社に連絡をして保証されるか聞いてみた所、見事保険料で新品に直すことができました!
元々備え付けてあった物が新品に変わりラッキーでした!!
保険を利用した時の流れですが
保険屋にTEL→被害の状況を写真に撮りメール→保証OKの連絡を受け、知り合いのリフォーム業者に見積もり依頼→修理→保険屋からリフォーム業者に支払い
という流れになりました。ただ注意が必要なのが台風被害から日数が経つと台風被害と証明することが難しく保険適用外になってしまいますので、台風が来た後はすぐに物件を確認しに行くのが良いでしょう。
大家さんにオススメ特約
オプションの保険になってしまいますが、火災保険+オプション特約で大家さん向けの保険があります。築古のアパートなどを所有している方には特にオススメです!
建物管理賠償責任特約(施設賠償責任特約)
建物の安全性の維持・管理の不備などが原因で、入居者などの他人にケガをさせたり(対人)、他人の物を損壊したり(対物)する事故が生じた結果、大家さんが賠償責任を追う事になった際に支払われます。
家賃補償特約
火災などの事故が発生し、損害を受けた結果発生する家賃の損失を、ご契約時に定めた家賃月額および復旧期間を限度に補償する特約です。
家主費用特約
賃貸住宅内で死亡事故が発生し、それに伴い空室になった場合、発生した空室期間や空室空室期間短縮のための家賃値引期間分の家賃の損失や清掃・脱臭などの費用を補償します。
まとめ
今回保険の重要性を書いてみましたがどうでしたか?保険会社も色々ある中で、私は「東京海上日動」を選んでいます。
不動産投資を始めた当初、先輩大家さんに相談した所、保険会社によっては保険金の支払いをしぶる会社もあると仰っていて、それならと支払いも早く大手の会社という事で私は「東京海上日動」を選んでいます。
保険の中には保険料の安い「火災共済」がありますが、料金的な魅了くはありますが、やはり補償内容が十分で無かったりしましたので私はやめました。
保険を選ぶ際は先輩大家さんの話を聞いたりして、それも実際保険を利用したことがある方の話を聞いて選ぶと良いでしょう!