こんにちわ、大家ブロガーのヨーヤ(@yoya45masa)です!
私は不動産歴が2年以上なのですが実は今までキャッシュで頑張ってきました。というのも
・面倒くさい
・返せれなかったらどうしよう
・キャッシュフローが減っちゃう
などの理由から不動産投資の1番のメリット「レバレッジが効かせられる」から逃げていたのですw
ですが、今回融資を利用してみようと思い「日本政策金融公庫」に申し込みをしてみました。
なぜ、融資の申し込みをしようと思ったのか、1番の理由は「スピードの違い」です。
実は私の友人も不動産投資を行っており、自分より後に始めて今は戸建7棟と一気にぬかれました…
その友人の属性が良いというのもありますが、私自身、属性が良いわけでもありませんのでキャッシュでやっていたら何年もかかってしまいます。スピードを上げるために今回融資を利用してみました!
実際どういった流れなのか、そもそも日本政策金融公庫とは?など解説します。
目次
日本政策金融公庫とは
わからない方のために説明しますが、知っている!って方は読み飛ばしてください。
「日本政策金融公庫」とは政府が100%出資している政府系の金融金融機関です。
民間の「信用金庫」や「〇〇銀行」などは利益を目的としているのに対し、「日本政策金融公庫」は利益を目的としているわけではなく、日本の経済成長・発展が目的なので、新規事業者や若者、女性に積極的に融資をしてくれます。
日本政策金融公庫を利用するメリット
どうして私が民間の金融機関ではなく、「日本政策金融公庫」を選んだのかは築古の物件でも融資をしてくれて、金利も低くキャッシュフローが出ると思ったからです。詳しく見ていきましょう。
金利が低い・固定金利
2020年9月の時点で金利は1%〜3%で不動産投資では利用できると聞いています。私は10年の2.16%の固定という条件でした。これは融資申し込み者や担当支店で違うかもしれませんので、実際に融資申し込みしないと分かりません。
ちなみに周りの投資家の方に聞くと1%台〜高くて3%ぐらいでした。
しかも固定金利で融資してくれるので、金利上昇のリスクを避けられます!
低金利、固定金利で融資で受けれるので安定的な事業計画が立てられます。
対応エリアが全国
民間の金融機関は担当エリアがあり、だいたい支店近くになるのですがそのエリアを外れるとその物件に対しては金融機関は融資をしてくれません。
それに比べ「日本政策金融公庫」は全国対応しており、どこの物件に対しても基本融資をしてくれます。
私も住んでいる県を越えた物件を取得しており、その物件に対しても融資をしてくれるとおっしゃていたので対応可能のようです!
その際担当の方が言っていたのが、物件が遠かろうが融資申し込みは自身の住んでいる一番近い支店での申請が基本のようです。
わざわざ遠方の物件近くの支店に行かなくても良いのです!
基本的には「確定申告を提出している地域の支店もしくは自身の住んでいる所の支店」が自分の担当支店になるようです。
築古の物件でも融資してくれる
これが一番私の中では大きくて、民間の金融機関は耐用年数を過ぎた物件に対しては基本的には融資してくれません。
耐用年数が残っている物件は大抵価格も高く、私みたいな低属性には手が出せません….
ですが、築古の安くなっている物件にも唯一、融資をしてくれる日本政策金融公庫は元手が少ない低属性の私でも利用できます!
女性・若者・高齢者に積極的に融資する
日本政策金融機関は国民の生活向上を目的に、女性・若者・高齢者に積極的に融資してくれます。
女性の方、35歳未満、55歳以上の方は優遇して融資を行ってくれると思いますので、該当の方は積極的に活用してみてください。
保証人が不要
融資をする際「誰かに保証人になってもらわないといけないのかな…」と不安になると思いますが、日本政策金融公庫は保証人不要で、しかも保証会社、団体信用生命保険などにも加入しなくて良いのです!
これの何が良いかというと、周りに迷惑をかけることがなく、無駄に保険料を払ったりする必要もないのです。
日本政策金融公庫のデメリット
メリットが多い日本政策金融公庫ですがもちろんデメリットもあります。
借入期間が短い
日本政策金融公庫で不動産投資の融資をしてもらおうとする際、借入期間は10年です。
少し前までは15年など借入期間が長く取れたみたいですが今は10年以上借入することは難しいです。(2020年9月現在)
友人の投資家も借入期間は6年と言っていました。
借入期間が短いと、毎月の返済額が上がりキャッシュローが残らなくなってしまいます。しっかり計算して返済してもキャッシュフローが残る借入をしましょう。
審査基準が厳しい
日本の生活向上を目的としていると言っても、誰にでも融資してくれる訳ではありません。
融資をする者がしっかりと事業計画を立て事業の共用性・共益性を求められます。
ですので、本音は「お金儲けでの投資」でも、面談では事業性をしっかりと説明しなければなりません。
提出書類が多い
民間の金融機関と比べ提出書類が多いです。
民間の金融機関は、本人確認書類・印鑑証明書・住民票・実印程度ですが、日本政策金融公庫は借入申込書・創業事業計画書・確定申告書等の書類を提出しなければなりません。
またホームページを見ても提出書類が詳しく載っていなかったりするので再提出を求められ私は2回も提出書類を郵送しました….
融資までに時間がかかる
書類の提出から、担当者との面談、審査と流れがありますがだいたい融資を受けるまで1ヶ月は見た方がいいです。
窓口に行きづらい営業時間
政府系の金融機関なので役所と同じ、平日9時〜17時しか窓口が空いていません。兼業大家さんなどは利用しづらい時間帯です。
また融資を申し込みの際、担当者の方から電話があったりしますが、やはり営業時間内の電話なので平日の日中になります。
私は担当者に、電話はお昼の12時に電話してくれとお願いしていました。
土日も対応してくれればいいのですが…
まとめ
今回、日本政策金融公庫はどういった金融機関なのか解説しましたが、次回融資の流れを説明します!
ノンレバレッジ、キャッシュでコツコツ不動産投資を行ってもいいですし、融資を使ってスピードをつけるのもありだと思います!
その際は金利が低い日本政策金融公庫を利用し、返済実績、信用を作って、目指す規模によっては民間の金融機関に移行する流れがオススメです。
融資をする際ご利用は計画的に…